ダークレス日記
ダークレスという、文字通り暗室いらずの黒白フィルムの自家製現像キットが販売されていると知り、さっそく試してみた。
いちおう24枚撮り、ネオパンSS専用と書いてあるけれど、
- ネオパン400 PRESTOでもいける
- ビックカメラの店員さんに聞いたら、TRI-Xでも大丈夫ですよと言われた(未検証)
- 36枚は慣れればできる、と取説には書いてある
となっている。今回は初体験ということで、ネオパン400 PRESTOの24枚でやってみた。
手順は後回し、現像結果がどうなるか見たい!という方は、ダークレス現像結果にて。初心者にしては、まあ現像ムラはない気がする。
※一応おやくそくなので書いておきますが、これは現像素人の私が初めてダークレスを使った、あくまでも実験です。手順は取説に書いてあるとおりなので(私は一部間違えているが、ここにはその間違いを記録していない)、それに従えばいいと思います。なので、あくまでこのページは補足程度にとどめてください。このページを見て実行したことに関して一切の責任は負いませんので、自己責任でおねがいします。また、ミス等があれば逆にご指摘頂けると今後の勉強になりありがたいです。
(1)現像ケースの回転用フタ、中ブタを、それぞれ写真のように重ねる。中ブタは凸が上(回転フタの天井に着く方向)になるようにする。回転ふたは取っ手が上になるようにする。

(2)パトローネの底を、回転フタから出ている棒に差し込む。

(3)写真の取っ手を使って回転させる。
(A)時計回りに3秒間で10回まわし、
(B)反時計回りに静かに回転、重くなったら止める(戻しすぎると巻きがゆるまってやばいらしい)。
この(A)(B)の繰り返しを
・現像で3分間
・定着で4分間
やるので、あらかじめ練習しろと取説には書いてある。

(4)アンプル開封用の保護カバー。これをアンプルの頭にかぶせて、アンプルを割る。これがないと危険なので絶対重要。

(5)現像液が入ったアンプル(青)。「現像液」と書かれていることを確認する。

(6)アンプルの頭に保護カバーをつけて、折る。硬い。怖い。折れない。痛い。これね、たぶん一方向で折ろうとするとやばいので(後述)、回しながら力をいろんな方向からかけて疲労で折るみたいな、そんな感じかも。注射のアンプルみたいな簡単な力で割れるようなもんじゃなかった(いや、注射のアンプルを折ったことないですが)。

(7)上手に割れた例。きれいに割れればモアベター。

(8)現像液をケースに入れる。逆さまにしても当然空気が入らないので出てこない。アンプルの底を指先で軽くトントンと叩くと出てくる。

(9)現像液をケース内に全部入れること。

(10)いよいよ、準備していたパトローネを現像液の入ったケースに入れる。

(11)パチン、とふたが気持ちよく閉まるタイプではない。「のっける」というのが正解かも。

(12)(3)の(A)(B)を3分間繰り返す。ひたすら。顔や背中がかゆくなってもがまんする(嘘)

(13)3分回したら、抜き出して重ねたティッシュの上に置いて、漏れ出した現像液を吸い取っておく。毛管現象で中に入り込んでるので、こんな程度置いておいても取れない。また、続く定着作業に速やかに進むので、長い間放置してはいけない(私は間違えてしばらく放置してしまった)。

(14)現像液を廃棄する。

(15)定着液のアンプル。こちらも(6)同様に割る。

(16)割るのを失敗すると、こういう無残な結果に。しかも破片が溶液を入れるケースに入ってしまうとピンセットで取ったりと大変なので、ケガも含めて充分注意すること。

(17)(3)の(A)(B)を4分間行う。ひたすら、ただひたすら。鼻の頭がかゆくても、蚊が止まってもやめてはならぬ。

(18)定着が終わったら、取り出して、いよいよパトローネを開ける。(22)で確認して定着しきってなかった場合にはもう一度(17)をやるので、定着液はまだここでは捨てない。

(19)瓶ビールのフタを栓抜きで開けるように一ヶ所から一気に開けるのではなく、回しながら三ヶ所ぐらいから、てこの原理で徐々に開けて行く。

(20)二ヶ所ぐらい開けると、このぐらい開く。逆側を、同じくてこの原理であける。

(21)フタが取れた図。

(22)中身登場。手を離すと巻きがほどけるので慎重に。白くなってる部分があると、定着はまだなので、その場合には、またパトローネに戻して、(17)に戻って2分ぐらい定着液でまた同じ操作をぐるぐるやること、と取説には書かれている。まあ、4分がんばれば、大丈夫だと思う。

(23)洗面台もしくはバケツや洗面器、バットなどに水を張る。

(24)あらかじめガーゼなどを用意しておく。ネガを拭くため。

(25)水洗い開始。取説には20〜30分やれって書いてあるけれど、私は10〜15分が限界くさい。

(26)丸まってしまうと傷が付くので、広げて広げて。

(27)ネガをガーゼではさんでやさしく洗う。

(28)水で洗い終わったら、取り出してガーゼで水を拭き取る。いずれも強くやりすぎると表面を傷つけるのでNG。指で触るとよくないのは、普通のネガと同じ。

(29)店で現像してもらうとブツ切りされてるけれど、当然自家製現像は1本。とりあえず置き場所がないので、室内蛍光灯の紐に洗濯バサミをつけて、ぶらさげてある。

(30)まあちゃんと現像されているくさいと思われる。ピンボケなのは、私がデジカメで上手に撮影できてないだけ。


あとはスキャナで取り込むなり持ち込んでプリントしてもらうなりすればいいかと思います。
私は現像については完全に素人で、カメラについての知識もそれほど詳しくありません。特に現像方面はまったく未経験。なので、一部には「やってはいけない」ことが含まれている可能性もあります。「そこは違うべ」という場合は、ご指摘くださいませ。